研究論文

 

Eur J Neurosci. 2007 Jul;26(1):242-9

ヒトの運動皮質領域における経頭蓋直流刺激後の等尺性力耐久性の改善

 
執筆者:Cogiamanian F, Marceglia S, Ardolino G, Barbieri S, Priori A.
 
 
要旨
 
神経筋疲労は、筋線維の力を生み出す能力の運動依存性の減少です。経頭蓋直流刺激(tDCS; 1.5 mA、10分、0.026 C / cm(2))による脳興奮性の操作が神経筋疲労を調節するかどうかを調べるために、我々は大脳皮質の右運動野にわたる脳分極の影響を評価した。
左肘屈筋の最大下等尺性収縮のための持久時間に関する健康な被験者 24人の健康な志願者において、研究プロトコルは、脳の分極の直前および直後に、左肘屈筋についての最大随意収縮(MVC)および疲労等尺性収縮(MVCの35%)の評価を含んでいた。
ベースライン(T0)と事後調整(T1)の評価の間に1時間が経過した。
tDCSの後、MVCはベースラインから変化しないままであった(平均+/− SEM; 3。
アノードt DCS:T 0、154.4 +/− 18.07; m / z。
T1、142.8±16.62N。陰極t DCS:T 0、156 +/− 18.75。T1、141.86 +/− 17.53N。コントロール:T0、148.8 +/− 6.64。T1、137.6±7.36N。P> 0.1)。
逆に、持久時間は、陰極tDCSまたは無刺激後よりも陽極後の方が有意に短く減少した(それぞれ、−21.1±5.5%、−35.7±3.3%および−39.3±3.3%; P <0.05)。評価された筋電図変数はどれもtDCS後に変化しなかった。
陽極tDCSは、運動皮質興奮性を直接調節し、運動前野領域を調節し、疲労関連筋肉痛を減少させ、動機を高め、そして相乗的筋カップリングを改善することにより、持久時間を改善することができる。
我々の調査結果は、大脳皮質の運動野にわたる陽極tDCSが筋持久力を改善することを示しています。

 

※こちらの論文は、原文の一部を翻訳したものになります

原文はこちら